約15年ぐらい前に、徳島県の大手企業の会長がバンナイズにバッグのオーダーメイドのためにおいでになりました。その時に持参された見本が、猟の時に『またぎ』が獲物入れに使うリュックのようなバッグでした。ご本人も猟によく出かけるとの事でした。そのバッグを使いやすく改良して出来たのがこのバッグで、会長ご本人の名前を頂戴し『サブロー』と命名して当時徳島店限定で販売していました。蓋を締めたり背負ったりする紐は、底の取り付け部分を縫い付けず、縛るような仕様になっています。これは、猟に行った時、紐が必要な時に外して長い紐として使えるようにとの事で、マタギが使うバッグではあたリ前の仕様のようです。当時の事をご存知の方々や、本で見た方などの強い要望により、このバッグを当時とほぼ同じ仕様で復活する事にしました。