ベルクロ(面ファスナー:以下ベルクロ)を使用頻度の高い開閉部に使用する事により、ワンタッチでケースやバッグ開閉が可能になり機能性が格段に上がる事はご承知の通りだと思います。しかし便利で機能的である反面、開閉方法に大きく左右されるものの、通常使用頻度が高くなるにつれどうしても接合部分(特に柔らかい側)が痛んできて接合強度が弱って来るという一面もあります。バンナイズ製ケースには開閉の機能性を重視し、ベルクロを採用した商品が多くあります。使用頻度に応じて接合強度が落ちてくるという点を解消するために、ぬめ革ストッパー部分に柔らかい側を使用してぬめ革ストッパー部分を交換できるタイプにしてみたり、ベルクロ部分を外して取り替えたりと、何とかベルクロを復活できないものかと試行錯誤をくり返してきました。この「いい感じのベルクロ復活アタッチメント」は、ベルクロを取り付けてあるぬめ革ストッパーがセパレートではなく固定タイプの商品や、スマホ・デジカメホルダーなどのフラップに直接ベルクロを取り付けているタイプ、また本体側に直接ベルクロを取り付けているタイプには特に有効で、ベルクロの接合強度が弱くなってくるとケース自体が使えなくなってしまう商品が多い中、ベルクロ接合強度を復活させたり、ベルクロが新しい時から使用することにより、元々のベルクロ部分が弱まることもなく、復活アタッチメントを交換するだけでベルクロ最大の弱点である耐久性を補うことができ、可能な限りひとつのケースを長い間使用し続けることができるアタッチメントです。